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FAX通信の基礎知識 ~第3回 フェーズ2:伝送速度や機能の交渉~

こんにちは、faximo担当の藤岡です。
本日は、FAX通信の基礎知識 連載第3回、画像データの符号化と伝送の処理フローのフェーズ2:伝送速度や機能の交渉についてご説明します。
 
前回の“呼の設定”で、送信側FAX機と受信側FAX機が通信を開始しました。
フェーズ2では、送信側と受信側のFAX機がお互いに自分の持つ機能を伝え合い、FAXの機能と速度を決定します。
 

 
FAX画像データの符号化と伝送~伝送速度や機能の交渉~
 
まず、受信側FAX機が自分の持つ最大の機能を送信側FAX機へ伝えます。
送信側FAX機は、送信側と受信側の両方が使える機能で、送信側が設定した最大の機能を選択し、通信に使用する事を決定します。
(原稿サイズや解像度は、選択された機能を受信機能で決定します)
この制御情報のやり取りは、品質の悪い回線でも信号が確実に届くように300ビット/秒という遅い速度で行われます。
 
FAX通信に使用する機能が決まると、送信側のFAX機は決定したモデム速度で通信する事ができるかどうか、回線状況を調べるためのトレーニング信号を送ります。
回線状況が悪くエラーが発生すると、受信側FAX機はエラーを送信側へ伝えます。
送信側は、エラーを受け取るとモデム速度を落として再度トレーニング信号を送ります。
トレーニング信号のやり取りは、エラーレートが規定内に収まるまで続けられます。
 
信号が正しく届くと、受信側のFAX機はトレーニングが問題なかった事を伝える信号を送信側へ返します。
送信側FAX機がOKの信号を受け取ると、「画像の符号化」のフェーズへと進みます。
 
 
最後に、図の中で登場する信号を説明します。

DIS 受信側FAX機の機能を送信側FAX機へ伝えるための信号。
CSI 受信機に登録された電話番号。
DCS 能力交換により受信側FAX機が備える最大の機能を知った送信側FAX機が、実際に利用するFAX機能を受信側FAX機へ伝える信号。
TSI 送信側FAX機に登録された端末識別情報。電話番号などを任意に登録できる。
TCF 能力交換で決定したモデムの速度で通信が出来るかどうかを確認するため、送信側FAX機が受信側FAX機に送るトレーニング信号。
FTT G3FAX通信時、送信側FAX機が送るTCF信号に対して、エラーがあったことを伝えるために受信側FAX機が送る信号。規定値以上のエラーが起こると送られる。
CFR G3FAX通信時、送信側FAX機が送るTCF信号に対して、受信側FAX機が受信できるレベルにあることを返すために送る信号。

 
次回はフェーズ3:画像の符号化について詳しくご説明します。

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